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祝 山の日制定

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本日は、終戦記念日です。

お盆休みも終盤となりました。

今年のお盆休みは、

新設された

「山の日」

のおかげで長くなった方が多いようです。

そのお陰か、帰省ラッシュも少し分散した様です。

皆さんも、お盆休みを帰省やレジャーもしくはお仕事でお過ごしでしょう。
(私は仕事派です・・・)

さてこの「山の日」の由来はというと

「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことだそうです。

日本人は古来から「山」に対する信仰も強いですし、

スキー、トレッキング(ハイキング)、クライミングなどのレジャーも人気です。

そんな経緯から祝日に制定される事は喜ばしいことではないかと思います。

これにより、レジャー産業の発展があれば経済効果もある事でしょう。

レジャー白書2016によると、

2015年度の余暇(レジャー)市場は、72兆2,990億円、前年比1.0%減との発表です。

これだけの規模の市場ならば景気と連動する訳ですから、

世間での景気の冷え込みを感じるはずです。

貧困などの課題もありますが、

世界的に見ると成熟で裕福に分類されるであろう日本。

それにもかかわらず、レジャー(バケーション)の考え方は深まりません…

日本の休日は

16日

なんと!

世界でも最多の休日(国民の休日)大国なのです。

ですが、

お休みの過ごし方は右へ倣え状態。

帰省のためだけにお休みを過ごされている方が多いのではないでしょうか?

「休み」 → 「バカンス」

考え方が移行しない事には、レジャー大国にはならないのではないでしょうか?

私は、職業柄皆さんがお休みに入る期間も仕事をしている事が多く、

俗にいう連休というのは閑散期に取る事が出来ます。

とは言っても家族の休み期間と合わせる必要がありますが(汗)

おかげで、

帰省するにしても

キャンプに行っても

出かける際に〇〇ラッシュというものに遭遇する機会は皆無です。

年末年始、GW、シルバーウィークなどの帰省ラッシュに2度ほど遭遇しましたが、

2度と行くものかと思った次第です。

いずれにせよ、休みが増えるという事は精神衛生上良い事ですので、

各々が楽しむ時間が増えれば良い事ですね。

さておき、今回の山の日制定で、

アウトドアショップでの販促が目立ちます。

キャンプ用品(テント)の講習会

トレッキングシューズの試着販売会

アウターの先行予約会?

など見受けました。

これを機に、ファミリーキャンプに出向くという知人もいました。

休日増加=消費活動増加

この公式からするとレジャーだけでなく関連の消費が増えるはずです。

ただ、ファッションの消費はこれでまた少し鈍るかもしれません。

可処分所得が増えない以上、

支出が増えるとなると何かを節約するはずです。

生粋のファッションだけでなくライフスタイル提案型ショップが

売上を伸ばしている事は、これに繋がるのではないでしょうか?

コト消費をファッションにどの様に反映させるか?

これが、ファッション業界の大きな課題であると思います。

長々と書きましたが、ご読了ありがとうございます。

みなさま良いバカンスを!

森下

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