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病院にてホスピタリティーを体感しました。(その2)

2023年4月22日

 

こんにちは、ソリッソ代表の森下です。

時期尚早の真夏日の後は肌寒さを感じたり…

これも気候変動の影響でしょうか?

みなさまも体調管理、お気をつけくださいませ。

  • 一足早かった春の訪れ
  • まもなく訪れる初夏に向けて

このような動機づけでSSシーズンの軽衣料は好調とのことです。

インバウンドやの復調や、購買意欲の向上での景気回復を願います。

 

本日は前回の続きをお話ししたいと思います。

前回(病院にてホスピタリティーを体感しました その1)

 

病院(ER/HCU)で経験した「ホスピタリティー」

兵庫医科大学病院のERへ救急搬送されてからHCUでの入院体験をお話しいたします。

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ERでの治療

ER(救命救急)に搬送された私は不安だらけの状況です。

救急隊員の方から医師への申し送り(引き継ぎ)後

医師からのヒアリング

「痛いところはどこですか?」

「シビレは腕以外にもありますか?」

「体は動かせますか?足は動かせますか」

などと質問されながら

バイタル(血圧や酸素量など)チェックの機器で検査。

一通り落ち着き

「転倒したという状況からすると、頚椎損傷だと思います」

「この後、精密検査をしてみましょう」

「着替えをして頂きたいのですが、服を脱ぐのが難しいのでTシャツを破いても良いですか」

「少し熱が高いのでPCR検査をします,その結果後に精密検査しましょう」

などとのやり取りがあり、PCRの結果待ちに1時間強かかるとのこと。

  • もし、歩けなくなったらどうしよう…
  • 手が動かなくなったらどうしよう…
  • 仕事は続けることが出来るのか?
  • 介護状態になったら家族はどう暮らすのか。
  • 当面の仕事関連の連絡はどうしょう?

などと不安が色々よぎります。

 

PCRの検査結果が出て無事陰性。

ここから検査がスタートします。

「脳に異常がなかったようなので、頸椎(首)を調べます」

医師からそう説明を受けて、

  • レントゲン撮影
  • CT
  • MRI

立て続けに画像診断が行われました。

検査を終えて医師から診断結果の説明をうけます。

「やはり、頸椎が損傷しています」

「この部分を見るとヘルニアが出ています。出ているのわかりますか?」

「手の痛みとしびれはこの部分が原因と推察します」

「過去にも転んだりしたことはないですか?今回の事故だけの発症ではないかもしれないですね」

「数日安静にするためにも入院が必要です」

やはり、頸椎(首)をケガしているのだと認識したものの

状況を受けとめることが出来るほど冷静にはいれません...

私 「どれくらいしたら治りますか」

医師「はっきりとは言えません、多少障害が残ると思ってください」

  「1週間程度入院して、経過をみてみましょう」

ガーン!!!

  • 障害が残る!
  • このまま歩けなくなる
  • ベッドの上での生活?車いす生活

などと先ほどまでの「不安」が「恐怖」に変わりました。

私の様子を見て、察した医師が

「部位からすると、上肢に影響が出ると思います」

「痛みが引いてくれば動けるとは思います」

と説明をしてくれました。

「歩けるようになりますか?」

と私が質問すると

「いま診たところでは恐らく影響は少ないと思います」

との返答。

「たまたま、私が脊椎の専門なので私が診てよかったです」

とも言われました。

医師も不確定要素を断定できないまでも、

私を心配してくれての応対だったのでしょう。

少しだけではありますが安心しました。

 

検査と診察が終わって、病室に移動することに。

「絶対安静なのでHCUに入ってもらいます」

“HCU”とはなんだ、どこだ?

そう思いながらストレッチャーに載せ替えられて病室へ移動しました。

 

HCUへ運ばれて…

ストレッチャーで運ばれた先は

”集中治療室”

のような雰囲気の病室(場所)。

ストレッチャーからベッドに移されてバイタルの機器がつながれます。

落ち着いたタイミングでナースの方が話しかけてくださいました。

「ここはHCUという病棟です、安静の指示が出ていますので2日ほどこちらにいていただきます

「事故にあわれたとのことで大変でしたね」

「いまは、痛みやしびれの具合はどうですか、少しでもつらかったらつたえてください

「私たちが何でもお手伝いしますから遠慮せずに声をかけてください」

こちらの疑問や不安に対しての声がけをしてもらえたことで少し落ち着きました。

あらためてHCUについてくわしく聞いてみると、

手術後などで、通常の病棟患者さんと比べてケアが必要な患者さんが入る病棟とのことでした。

一般病棟と比べてナースが頻繁に患者のケアをする病棟らしいです。

ナースの方とのやり取りで落ち着いた半面、

運ばれた病棟の環境と絶対安静の状況で、事態の重大さを感じました。

しばらくして、

「ご家族が到着して身の回り品を届けてくれました」

といって荷物を渡されました。

搬送される前に、持ってきてほしい荷物を伝えていました。

荷物の中からiPadを取り出してもらい、使用許可をもらいました。

ナース 「まさか、仕事するんですか」

私   「とりあえず、アポイントのキャンセルだけ連絡させてください」

ナース 「急用なんですか?」

私   「明日と明後日のアポイントだけです」

ナース 「わかりました。仕事も大変と思いますが、先ずはご自分の体を気遣ってください」

そんなやり取りをおえて、

酋長先での事故を、クライエントへの緊急連絡を終えて仕事の心配事も一段落。

我々にとっては「仕事」は重要です。

それを理解した上でのナースさんの心遣いの一言は不安だらけの私の気持ちにシミました。

少し安心したからか?痛み止めの点滴が効いてきたためか?

ウトウトと眠っていました。

 

ここから、HCUでの2日間をすごすこととなります。

続きはこちら↓

病院にてホスピタリティーを体感しました。(その3)

 

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