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オーバーストアーを乗り切る課題

10月に入りましたがまだまだ夏日が続きます。

連日、業界紙などの報道で

百貨店の退店について目にする機会が多くなりました。

報道されている退店は以下の通り

セブン&アイ グループ

そごう柏店

西武旭川店

2016年9月30日に閉店

西武筑波店

西武八尾店

2017年2月末に閉店予定

そごう柏店と西武筑波店は、

グループ内で商圏が競合しています。

さらにTX(つくばエクスプレス)沿線の開発で

イオンモール柏

流山おおたかの森S・C

ららぽーと柏の葉

LALAガーデンつくば

イーアスつくば

イオンモールつくば

などのSCが開業した事により

ファミリー層がそちらに分散してしまい

集客、売上ともに低迷した様です。

その結果閉店する運びとなってしまいました。

三越伊勢丹ホールディング

プランタン銀座

2016年12月末に閉店予定
(業態・呼称変更後開店予定)

三越千葉店

多摩センター三越

2017年春予定

こちらも社内競合で

三越 日本橋・銀座店

伊勢丹 新宿店

といった都心にある本店格のお店に勝てなかった様です。

エイチ・ツー・オー リテイリング
(阪急阪神百貨店)

堺北花田阪急

2017年7月末に閉店予定

こちらも近隣に出来た

ららぽーと和泉

イオンモール堺鉄砲町

などの競合との争いに勝てなかった様です。

郊外型の小箱の百貨店が生存競争に勝ち抜くには

独自性が打ち出せないと厳しいのではないでしょうか?

つまるところは

オーバーストアーの功罪ではないでしょうか?

2016年9月29日付け繊研新聞の記事

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SCにおいて空きテナントが出ていると書いてます。

出店する側も、

近隣にショッピングセンターが乱立して

自社内でのエリア競合が発生してしまうため

新しい施設が出来ても出店をしないケースが出て来ています。

コンビニの様にドミナント出店をして地域でのシェアを拡大する手法もあります。

セブンイレブンはこの手法を用います。

ファッションビジネスにおいては

首都圏

関西圏

といった人口を多く抱える大都市圏

においてドミナント出店する事もあります。

しかし、地方都市や郊外においては

人口も限られておりターゲットも限られているため

ドミナント施策を行うとお客様の取り合いととなってしまいます。

EC(通販)も拡大傾向で

ショールーミング(視察/試着)目的で来店するお客様も増えています。

一地域において1店舗あれば、店舗としての役割は果たせるはずです。

出店出来ない理由は他にもあります。

働き手不足です。

前述の通り、

人口が少ない地域においては

当然ながら労働人口も少なく働き手が足りません。

そのような状態では、

出店してもスタッフを揃える事が出来ず

営業する事ができません。

現に、私のクライアントさまにおいても

出店が決まったもののスタッフを揃える事に苦労されたり

人数を集められず、販売代行にて出店するケースもあります。

労働人口の不足は

ファッションビジネスだけに限った問題ではありません。

日本の社会的課題になっています。

高度成長期やバブル期に

ハコもの行政で開発を進めたツケがここにきて発生しているのではないでしょうか?

さておき、現実をどう乗り切るかが課題です。

・店に来たくなるコトづくり

お客様体験型のイベントなど

・オンリーワンの発掘

他にはない自店舗独自の品揃えやサービス

まずは、この二つの課題を解決する事が、

オーバーストアー時代に生き残る事だと考えます。

ヒト・モノ・ウツワ

それぞれにおいて一つでも良いので差別化をする事が

お客様に選ばれる店づくりに繋がるはずです。

もし、お手伝いが必要な際は

弊社にご相談くださいませ。

森下

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